焼き物の裏側にブランド名と一緒に記載された”Fine China”の横文字をよく見かけることがあるとおもいます。以前、営業でお邪魔した際に、お客様に製品を見ていただくと、珈琲カップの裏側にプリントしてある”Fine China”の文字を目ざとく見つけるなり、怪訝な顔で”なんだ中国製品か…”と言われることもしばしばあります。
かつて瀬戸の焼き物は、戦後生糸と同様にアメリカへの輸出も多く、当時外貨獲得の大きな産業でした。英語圏では陶磁器のことを一般的に陶磁器発祥の地である中国が代名詞となり”china”といえば陶磁器を指すように使用されております。戦後、当時米国のバイヤーたちは、すばらしい陶磁器の意味で ”FINE CHINA”の裏印を瀬戸の陶磁器に入れるよう指導し、この頃から瀬戸の磁器には盛んにこの裏印をよく使用するようになりました。
英語圏では”Japan”の名称が日本の他に、漆(うるし)としての名称で使用されることと一緒のことなのです。
つけ加えれば、現在中国で生産される陶磁器は、製品のランク幅があり、上質な陶磁器では日本の製品よりかなり優れたものも少なくありません。
創業当時から当社の製品にも”FINE CHINA”の記載がありますが、その横に”made in japan”の文字も入っています。

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